問題
Visual Studioでスクリプトを編集して、Unityエディタに戻ると1分くらいロードが入る。
何年か観察して気付いたのだが、この事象は、Libraryフォルダの容量が2GBを超えたあたりで発生する。プロジェクト全体の容量が数十GBを超えるとロード時間が更に伸びる。
本不具合は Unity 4.x の頃から直っていない様子である。
解決
Unityエディタを終了して Library ファイルを削除(図1)。
削除が完了したら、そのままプロジェクトを再起動すれば修復完了。
削除が完了せず、「別のプログラムがこのフォルダまたはファイルを開いているので、操作を完了できません。」と出た場合は別の対応が必要(図2)。
① Win+R で 「ファイル名を指定して実行」を開く
② “resmon” と入力してEnter
③ リソースモニターが起動したら、ウィンドウ上部にある「CPU」タブを開く
④ 「関連付けられたハンドル」をクリックして展開
⑤ 「関連付けられたハンドル」の「ハンドルの検索」に、削除できないファイルまたはフォルダの名前を入力
例: “cmc.dll” というファイルが削除できない場合は “cmc.dll” と入力。
⑥ しばらく待つと、検索結果の一覧の「イメージ」列に、ファイルを使用しているプロセスが表示される
⑦ 表示されたプロセスを右クリックして「プロセスの終了」を選択。複数ある場合は全部終了。
ここまで終わったら、プロジェクトを再起動。
適当なシーンを開き、無事開けたら作業は終了。Visual Studioが起動してしまう場合は次ページの操作で修復。